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2011
01/29

大変なんだ

日記

ガンバロ~

ため息をついて『いゃぁ~。参った。』としょげている
いつも色々と結社のためにしてくれる鳶のIさん・・・・。『去年やった現場の手間賃が遅れたのが、ずっとひびいちゃってよ。』と何時もの元気はどこへやら。皆大変なのだ。冷たい風が吹きぬけるよ~「出来ることがあれば、力になるよ。」とは言ったものの、自体は深刻だよなぁ。
先日ある会のなかで『十一面観音さまの後ろのお顔はどんなお顔してるか、解るかなぁ。』と言われ、言葉が出なかったのだ。あたいの中では、十一面観音さまのうしろのお顔がどんなお顔をしているのかなんて一度も考えなかったからなのだ。・・・・・む。む。はて
観音さまのお顔の頭の前のところに三つの小さなやさしいお顔(慈面)、その左にはおこったお顔をした三つのお顔(瞋面)、正面から右には牙を出している三つのお顔(白牙上出面)、そして真後ろにおお笑いをしているお顔(暴大笑面)・・・・・本当だこれらの十のお顔の中心に正面をむいている仏さまのお顔が一つで十一面ですが、観音さまのお顔を入れれば十二のお顔をもつ観音さまなのだ。
正面の三つの慈面は、すなおに仏さまの教にしたがっていく人々には、慈悲の心で見守り、教化して薬を与え。左のおこっている瞋面は、悪いこをしたり、あるいは仏さまの教を信じようともしない人にたいして、大悲の心からおこり叱って、その心をあらためさせようとしているのだ。右の牙を出しているお顔は、善い行いをしている人にさらに仏道に進ませようと「よくやった」とほめてやっているお顔で、・・・・・ここからですよ後ろのお顔は、善いことも悪いこともたいして出来ず、いつもふらふらしている人に「そんなへっぴり腰でどうするんたい。と」笑い飛ばして悪に向かわないようにしているのだ。・・・・・そして頂上のお顔は仏さまの教に従い人々とともに歩んで行こうと志している人にたいして、教を説いているお顔なのだ。観音さまの慈悲の心をあらわしたものなのだ。ちょうど鏡にうつる顔がその時、その時のあたい達の心のようだ。

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大きな屋根はありません。広い境内もありません。ここには、仏さまの慈悲があります。
悲しい事は半分に。嬉しい事は倍に。あなたのお話しお聞きいたします。 どうぞ、お尋ねください。

山里

Author:山里
色々な事に興味を持って不器用だけれど拘わっていきたいなぁ❢

ご朱印、受け賜わります。

写仏・写経を一緒にしませんか?

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