暑いですね・・・・
2020-08-14(Fri)
【暑さ忘れて陰忘る (ことわざ)】
暑い時でも木陰に入ると涼しさを覚えます。まさに木陰の「おかげ」で炎暑をしのげるわけですが、その暑さが去ると、私たちは木陰のありがたさを忘れがちになります。そのように、苦しいときに人から受けた恩も、楽になるとすぐ忘れてしまうたとえとしていう諺が「暑さ忘れて陰忘る」です。「雨晴れて笠を忘る」というのも同じ意味です。
現代に生きる私たちは、暑いとすぐクーラーをつけて、室内の熱気を冷たくすることばかりしているために、自然から涼をとることを忘れがちです。そうして人工的な涼しさばかりを求めていると、涼しい木陰があることも忘れてしまうような気がします。またクーラーは人間が作り出した機械であるために、その恩恵を感じにくいものです。
もちろん木は自分で陰を作って、人間や動物に涼しさの恵みを与えてやろうと思っているわけではありません。この恵んでやろうと思わずに恵むこと、これを「布施」といいます。
自然は無償の恵みを生き物に施しながら、知らん顔していますが、暑さ忘れて陰(恩恵)を忘れるのは、いつも人間の方なんですね。 でも今回のような猛暑には、クーラーは必要ですね。感謝を込めて・・・・
合 掌

暑い時でも木陰に入ると涼しさを覚えます。まさに木陰の「おかげ」で炎暑をしのげるわけですが、その暑さが去ると、私たちは木陰のありがたさを忘れがちになります。そのように、苦しいときに人から受けた恩も、楽になるとすぐ忘れてしまうたとえとしていう諺が「暑さ忘れて陰忘る」です。「雨晴れて笠を忘る」というのも同じ意味です。
現代に生きる私たちは、暑いとすぐクーラーをつけて、室内の熱気を冷たくすることばかりしているために、自然から涼をとることを忘れがちです。そうして人工的な涼しさばかりを求めていると、涼しい木陰があることも忘れてしまうような気がします。またクーラーは人間が作り出した機械であるために、その恩恵を感じにくいものです。
もちろん木は自分で陰を作って、人間や動物に涼しさの恵みを与えてやろうと思っているわけではありません。この恵んでやろうと思わずに恵むこと、これを「布施」といいます。
自然は無償の恵みを生き物に施しながら、知らん顔していますが、暑さ忘れて陰(恩恵)を忘れるのは、いつも人間の方なんですね。 でも今回のような猛暑には、クーラーは必要ですね。感謝を込めて・・・・
合 掌
