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2013
12/28

毎年この時期になると焦ります
あれもこれも・・・そうそう気持ちだけ先走ります。いや~参ります。
今日できることは今日やりましょう・・・なんて。
昨今、平均寿命が80歳を超えると言われます。でも今の自分の歳を引き算して、フムフムあとこれだけ生きられる。なんて保証にはならない思うのです。もしかしたら明日死ぬかもしれない。ちょっとこのことを少しずらして考えてみると「昨日死んでも可笑しくないかもれない命だった。」「幸いにして今日を生きることができました。」と考えることができたら、「おかげさまで目が覚めました。今日一日を無駄にすることなく大切に生きさせていただきます。」ってこんな感謝の心で手を合わせられたら、きっとその一日は素晴らしく輝いたものになります。
私たちは生きているのが当たり前と思いがちで、死を生きているその先にあると考えてしまいます。
日蓮聖人は「人は必ず死ぬのだから死ぬことを起点にして生きることを考えなさい。」と仰っています。
生きる苦しみ。老いる苦しみ。病にかかる苦しみ。死ぬことへの苦しみ。この四苦をどのように受け止めて人生を考えるのか。これは、お釈迦様が私たちに出した宿題なのです。そのヒントとしてお釈迦様は「さまざまな苦から逃れられないこの娑婆に、修行をするために望んで生まれてきたことに気づきなさい。」ときっと仰っているのでは、と思うのです。
じゃあ、お題目を唱えればすべてうまくいくのかしら生老病死から逃れられるのかしら
矛盾だらけのこの娑婆なのです。修行の尊さを感じた時、ああ私はお釈迦様に守られているんだ。・・・・と気がつきます。そしてお釈迦様の『いのち』のなかに生きている、生かされていると自覚したときに真の救いが得られるのだと思います。
疑わずにこの娑婆でのお題目修行に励みましょう


法泉結社曼荼羅 
法泉結社の大曼荼羅・・・

大きな屋根はありません。広い境内もありません。ここには、仏さまの慈悲があります。
悲しい事は半分に。嬉しい事は倍に。あなたのお話しお聞きいたします。 どうぞ、お尋ねください。

山里

Author:山里
色々な事に興味を持って不器用だけれど拘わっていきたいなぁ❢

ご朱印、受け賜わります。

写仏・写経を一緒にしませんか?

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